ご挨拶

オーナー スタイリスト 西川 佳孝

略歴

日本を代表するヘアサロングループに約14年間在籍し、店長・幹部を歴任する。

2017年茅ヶ崎東海岸にTriangle hair & organic(トライアングル ヘア アンド オーガニック )をオープン。
今まで担当したお客様は3万人を超える。

[ミッション]

オーガニックヘアサロンの運営と啓蒙活動によって『経皮毒』予防に努めます。化学物質の弊害やアレルギーで困っている方々と次世代の健康被害を減少させていきます。

[バリュー]

オーガニックライフスタイルについて、美容師の観点で日用品から食べ物までレクチャーし、あくせくした生活から解放されて、もっと気持ちよく生活できることを提案します。

[ビジョン]

もっと多くの方々がサロンで使われる薬剤や経皮毒について知識を得て、賢い選択ができるようになり、健康な人が増える社会を目指します。

そして、全国のサロンが粗悪な製品を扱うのを止め、オーガニックな自然派のヘアサロンが当たり前になる社会を実現します。

オーガニック ヘアサロン を広げる活動

プロフィール

子ども時代〜成人まで

埼玉県の美容室を営む両親の元に生まれる。店は近隣のお客様で毎日賑わい、3人姉弟の末っ子長男として可愛がられて育つ。日常に髪を切る・整える・染める・パーマをかけるという景色があった。

少年時代は野球をしていた。丸刈りがルールだったが、人からは気付かれずとも、顔の周りだけ5mm長く刈るこだわりをもっていた。服装についても、おしゃれには人一番敏感だった。

就職して営業職についた

両親も稼業を継ぐことをとくに望まなかったので、私も姉たちも普通に進学をし、営業職に就いた。営業成績は良く、順調なサラリーマン生活を送っていたが、何かが物足りなかった。

美容室は私にとって、いつも誰かの笑顔があり、綺麗になって喜ぶ幸せの場所だった。私は、美意識が高いとよく言われてきたが、自分でも人一倍、人が美しくなるポイントに対して敏感なのを認識していた。

似合う色や髪型をアドバイスすると、たちまちその人の印象が見違えて、表情が明るくなる。そのキラキラした瞬間を見るのが、子供の頃から好きだった。営業の仕事で物足りなかったのは、そんな人が美しくなる瞬間を見られないことだったように思う。

一度きりの人生なのだから、自分の得意なことで人の役に立ちたいと思い、いつか独立することを念頭に美容の道に進むことに決めた。

美容師勤務時代

美容学校に入り、国家資格に合格し、大手の美容室に勤めた。店長から幹部を歴任し、多くのスタッフに指示を出し1日に何十人ものお客様を担当した。両親の店もそうだったように、勤め先の美容室もたくさんのお客様に次から次に応対し、毎日が目まぐるしかった。そんなとき、両親の店を継いでいた姉が、オーガニック専用のサロンにリニューアルするという知らせを受けた。

独立のきっかけ

大勢のお客様に多くのスタッフが対応するようなスタイルではなく、1対1でじっくり向き合い、お客様と働く美容師の健康を一番に考える店が出来上がった。姉の店は、たちまち予約でいっぱいになり県外からも足を運ばれるような評判店になった。私は驚きとともに、そんなにニーズがあるなら、自分もやってみようと姉にアドバイスをもらいながらTriangle hair & organicをオープンした。

営業の仕事でも大手の美容室でも、成績がよかった自分のスタイルは、男性的で効率を重視していた。完璧主義だと言われるほど、ミスに対しても許せないタイプだった。そんな私が、女性の柔和な経営方針で店を作ることは、ある種の難題でもあるように感じていた。

トライアングル オープン後

ところがオープン直後から、わたしの意識が変わっていくのに気がついた。以前は忙しさの中、気が付いていても感じないようにしていたのかもしれない。人の気持ちに敏感になり、目に見えない感覚を大事にするように変わってきた。

今では、お客様が涙を流しながら、私にお話をしてくださることもあるくらいになった。 もしかしたら、末っ子長男である私の自然体の姿は、女性に共感したり寄り添うことだったのかもしれないとさえ思う。

最近はとくに、一般的に良いと言われているものではなく、自分の直感に従い物事を選ぶようになった。以前なら考えられないことだが、土いじりも始めた。

将来は、土地を耕し、野菜や農作物を植え、自給自足の生活に憧れている。オーガニック製品を扱う人間として、水や土壌の問題、食べ物の安全性など、学べば学ぶほど、課題が見つかってきた。

私の使命は、ヘアサロンの活動を通じて、どうやったら人と環境が調和して、健康で幸せに生きていくことができるのかを考え、提案していくことだと思っている。

Triangle hair & organicを通じてお店に来てくださるお客様方に、わたしは大事なことを教わっている。感謝の気持ちとともに、もっと多くの方の健康と幸せをサポートしていきたい。